アイフルホームの特徴・評価・評判
アイフルホームのランキング(28社中) | |
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■年間着工棟数 | 12位 |
■耐震・制震・免震性 | 27位 |
■耐久性能 | 16位 |
■断熱・気密性能 | 20位 |
■デザイン性・設計力 | 21位 |
■保 証 | 21位 |
■値 頃 感 | 12位 |
■総合[1] | 23位 |
■総合[2] | 25位 |
アイフルホームはトステムがINAXや新日軽などと共に創ったLIXIL住宅研究所の運営する住宅F.Cで、全国で250以上の加盟店を持つ巨大組織です。 近年の住宅着工棟数減少に伴い、撤退する加盟店も多いとの話ですが、住宅F.Cとしては、国内最大規模です。
ローコスト住宅に徹したコンセプトで、早くからメーターモジュールを採用した企画住宅で、設計の自由度はあまりありません。
企画内のものは、価格が抑えられていますが、オプションは少し高めの設定になっているようです。
同じ地域に何件も別のアイフルホームが有る場合がありますので、同じアイフル同士で競合するようなこともあるようです。
会社設立 | 1984年5月 |
資本金 | 28.5億円 |
営業地域 | 全国展開(フランチャイズ方式) |
売上げ高 | 306億円(2007年度実績) |
年間着工棟数 | 5,077棟(2006年度実績) |
工法 | 木造在来工法 |
標準の坪単価 | 45~55万/坪 |
性能・テクノロジー
アイフルホームの住宅性能表示の耐震等級3(耐震性の表示では最高等級)は取得可能とのことですが、
建設地、プランの形によっては、条件を満たせない場合もあるようです。
耐震等級2~3というのはどちらかというと、今後は最低条件となる基準ではなかろうかと思います。
(現在の最低条件は建築基準法クリアレベルの、等級1程度)
耐震性を強調してはありますが、構造体は集成材ということと、
補強金物で仕口を固定と言うほかに、特に目立った技術はないようです。
木造在来工法での標準的な耐震構造だろうと思います。
制震や免震に対する取り組みは特にはしていないようです。
フランチャイズですので、個別の工務店で対応している可能性はあります。
アイフルホームの耐久性能は、通気工法採用により、床下、壁体内、の通気がスムーズに行われ、室内をベストな状態に保つ等とのことですが、
これも、在来工法では現在ほとんどのメーカー、工務店が採用している標準的な内容です。
構造体のほとんどは集成材を使用して、金物による補強もしてあります。
外壁はサイディングで、表面にセルフクリーニング処理を施してある製品を採用してあります。
又、屋根は、スレート屋根で、表面にガラス質コーティングが施されていて、
耐候性に優れているとの事ですが、これも標準的な品物です。
ローコストメーカーなので、あまり多くのことは望めないのは仕方ありません。
低価格な中でもある程度のレベルは確保しているといったところだと思います。
のホームページよりお借りしました。
通気工法により、壁体内の湿気を取り、壁に16㎏、天井に10㎏、床に32㎏のグラスウールで、包むような構造になっています。
高断熱・高気密ではありませんが、温暖な地方での断熱効果としては、充分だろうと思います。(高断熱を望む方は別です)
屋根の下地にオリジナルの遮熱シートをひいてあり、スレート屋根の低い遮熱性を少しカバーしてあるようです。
開口部は普及型のサッシュにペアガラスで、これも温暖な地域では問題ないと思われます。
アイフルホームの換気システムは法令をクリアできるレベルで各室独立型、高気密住宅ではないので、問題はありません。
仕上げ材等は、F☆☆☆☆のみの採用です。
ちょっと気になるのが、和室の畳が15mmの薄い畳を採用してあるところです。
(バリアフリーの為とのことですが、普通は、大引きを下げて合わせます)
総評としては、ローコストの範囲ではかなり努力して、品質を維持してあるといった印象です。
今後、制震・免震構造にも対応してもらいたいものです。
アイフルホームのラインナップ
NEW ce si bo(セシボ)
- コンテンポラリースタイル
- シンプルモダンスタイル
- ジャパニーズモダンスタイル
- ユーロモダン北欧スタイル
NEW AYA(あや)
- ジャパニーズモダンスタイル
- ナチュラルモダンスタイル
- ニューオーソドックススタイル
- コンテンポラリースタイル
- シックモダンスタイル
NEW SUPREME(スプリーム)
- シンプルモダンスタイル
- シンプルモダンスタイル(ライトバージョン)
- コンテンポラリースタイル
EH Maison-M(賃貸住宅)
- スタイル(メゾネット)